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「ピンクも悪くない気がするし、コーラルも捨てがたい…
でもなんか、どっちもちょっと違う気がする」
コスメのテスターを手にして、毎回なんとなくで決めて「エイッ」と買って、数回使ってそのままになる・・・
そのループ、センスの問題じゃないんです。
「迷う」のは、感覚がおかしい訳じゃない
SNSでは、「ブルベ夏はこれ!」「イエベ春はこれ!」とみんな言い切ってるのに、自分だけ両方に当てはまる気がして。結局また無難な色になったり、使わなくなる。
その繰り返し、正直ちょっとしんどいですよね。
私も同じだったので、よく分かります。
でもこれは、「見る目がない」わけじゃなくて、その逆です。
ブルベ夏とイエベ春で迷う人は、どちらの色でもそこそこ似合ってしまうくらい、お肌の透明感がある。だから選びきれないんです。
ここまで読んでくださるということは、きっともう色々試していらっしゃるはず。その過程は失敗じゃないです。全部。
「しっくりきた日」と「なんか違う日」を積み重ねてきたから、あなたは自分のお肌のことを、言葉にできなくても、ちゃんと感覚で知ってる。その経験、無駄になってるものはひとつもないですよ。
なぜこの2タイプは見分けにくいの?ブルベ夏とイエベ春の「意外な共通点」
プロ目線で「ブルベ夏とイエベ春、ここが見落とされがちだな」と感じる共通点が2つあります。
共通点① 皮膚が薄く、赤みが出やすい
ブルベ夏もイエベ春も、皮膚が薄くて透明感があります。ただ、赤みの出方がまったく違う。
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ブルベ夏(サマー)
→暑くなったり緊張すると、お顔全体が赤くなりやすい、赤ら顔になりやすいタイプ
(私も顔が赤くなりやすいです) -
イエベ春(スプリング)
→鼻と頬だけ赤いのに、他は白い。「顔色悪い?」と心配されがち
「赤みがある=ブルベ」と思いがちですが、イエベ春も赤くなります。なので「赤くなるから私はブルベかも」のセルフ診断は、かなり危ういです。
共通点② もともと色素が薄い
「色素薄い系=イエベ春」なイメージ、ありませんか?
これは、半分だけ正解。
ブルベ夏にも、アッシュブラウンの髪や明るい茶色の瞳の方はたくさんいます。私自身もサマータイプですが、髪は栗色で、もし自分で診断しようとしてたら絶対に迷ってたと思います(笑)
「色素が薄いからイエベ春」という判断は、思っているよりアテになりません…
なので、どっちを試してもそこそこ似合ってしまう。
「完全に外れてる」なら諦めもつくのに、60点が取れてしまう。だからずっと迷い続ける。それがこの2タイプの厄介なところです。
そして、そのまま感覚だけで選び続けると、
・クローゼットに惜しい服が増える
・メイクと服の調和が取れず、違和感が残る
そんな状態が、少しずつ積み重なってしまう…
ただそれは、見る目がないわけではなくて。
似合う色を感覚だけで判断しようとしていることが、「なんか違う」を生みやすくしてるんですよね…
セルフチェック:ブルベ夏・イエベ春、あなたはどちらに近い?
ドレープ(色布)を当てるのが一番確実ですが、今すぐ確かめたい方はこちらを参考にしてみてくださいね。
◆ ブルベ夏(サマー)っぽい方
✓暑くなったり緊張すると、お顔全体が赤くなる
✓「おとなしそう」「育ちが良さそう」とよく言われる
✓お顔に比べて首が浅黒く、日焼けしやすい
✓キャメルのトレンチコートが、なんとなく黄ぐすみして見える
◆ イエベ春(スプリング)っぽい方
✓すっぴんだと「顔色が悪い」「元気がない?」と、よく心配される
✓定番のベージュアイシャドウが、なぜか地味で映えない
✓どの服を着ても、なんとなく「しっくりこない感」が残る
✓薄いブルーやラベンダーが好きなのに、着ると寂しげな印象になる
「あ、これ私のことかも!」というの、ありましたか?
診断で一番大事なのは、髪でも瞳でもなく「肌」
プロが見るときの優先順位は、ちゃんとあります。
髪の色 < 瞳の色 < お肌の色(最重要)
どんなに瞳が茶色くても、お顔の大半を占めているお肌がどう見えるか、それがすべてです。
ただ、意外と難しくて。毎日自分の顔を見てるからこそ、変化に気づけない。「なんか違う」は感じてても、「何が違うのか」を言語化できない…
だから多くの方が、セルフ診断でぐるぐる迷い続ける。あなたの目がおかしいわけじゃなくて。客観視って、本当に難しいんですよね。
「好きな色」と「似合う色」が違う、本当の理由
これも、正直に伝えておきたいのですが。
私たちって、無意識に「自分にないもの」に惹かれる生き物なんですよね。
・元気で明るく見せたいから、オレンジが好き
・儚げな透明感が欲しいから、ラベンダーが好き
けどパーソナルカラーで大事なのは、憧れじゃなくて、お肌が実際にどう反応するかの話。
好きと似合うが、違うことがある。
というか、違う人のほうが多い…
私も、「春が似合うといいな」と思ってましたが・・・
このギャップが、自己診断をどんどん迷宮に引き込んでいく原因です。
結局、シーズンのラベルより大事なことがあります
ブルベ夏かイエベ春かを、どちらかに決めることよりも。
大切なのは、
・明るさは、どこまで似合うのか
・黄みと青み、どちらにどれくらい寄れるのか。両方使えるのか。
・クリアな色と濁った色、どっちが馴染むのか
こういった、自分に似合う幅を知ることのほうが、「何したの?」って言われます。
それがわかると、「これでいいのかな」じゃなくて「これが似合う!」という確信を持って選べるようになると、服もコスメも選ぶこと自体が楽しくなります。毎朝の「どうしよう…」から、徐々に解放されていく。
そしてある日、周りから「なんか最近変わった?」と言われる。それが垢抜けた、ということだと思ってます ^ ^
「色でそんなに変わるの?」と不安なあなたへ
パーソナルカラーって、最初は半信半疑でいいと思ってます。
「色布当てるだけで何か変わるの?」と思う気持ちは、全然おかしくないです。
でも、占いとは違っていて。
ドレープ(色布)を顔の下に当てたとき、お肌に何が起きるか。
くすみが出るか、小顔に見えるか、シワが消えるか。それを見て判断する、れっきとした分析です。
疑う前に、まず見てほしい。変化って、ちゃんと目に見えますよ ^ ^
「どっちも好きで、どっちも捨てきれない」
と揺れるその感覚、実は感性が鋭い証拠。
その感覚を、迷いじゃなくて「選べる力」に変えていけたら、おしゃれが楽しくなるだけでなく、朝の気持ちもちょっと変わってくると思います。
なぜ似合うのか、どこまで似合わせられるのか— 診断では、選び方の軸を一緒に整理します。


