こんにちは。
イメージコンサルタント・片瀬慶子です。
寒くなってきて、ほとんどの方がコートを着てますよね。
この2年くらい、コートのシルエット(形)が変わってきました。
その前と、何が違うのか?というと、
ビッグシルエットになった、ということです。
ビッグシルエットって、知ってますか?
ビッグシルエットとは・・・
ビッグ=大きい
シルエット=形・輪郭
です。
つまり、大きな形をした服、という意味。
そして、女性のファッションでは、2年ほど前からこの、
ビッグシルエットに、流行が変わってきました。
その前までは、細めのシルエットだったんですね。
そして、その、さらに前は、ビッグシルエットでした。
さらに前とは、バブル期~1990年半ばのころです。
この、バブル期にも流行ったビッグシルエットですが、
では、このときに買ったコートやトップスを今流行っているし、着よう!
と思うと・・・
流行遅れの人になってしまいます。
(あ、着てもいいんですよ。本当に着たければ、の話です。
物持ちが良いのも素晴らしい才能です。)
そして、なぜ流行遅れになってしまうのか?というと、
今流行っているビッグシルエットは、バブル期~1990年半ばに流行ったシルエット(形)とは、
すこーし形が違うからなんですね。
では、具体的にどこが違うのか?というと・・・
当時とは、袖の太さが違うんです。
そのころに流行っていたのは、身幅が大きく、アームホールや袖幅も大きかったんです。
つまり当時は今と違って、袖もかなり太かったんです。
では、今流行っているビッグシルエットの特徴は?というと、
袖幅はそんなに広くないんですね。
つまり、袖幅はタイト(細め)で、身幅だけが広くなってるんです。
ここまでの話をまとめると、
バブル期~1990年半ばのシルエット・形は 身幅、袖幅がともに大きい・広い
2004年頃~2013年のシルエット・形は 身幅・袖幅ともに細い
2014年頃~今現在のシルエット・形は 身幅は広く、袖幅は細い
です。
なにが言いたいのか?というと、
流行やトレンドは復活しますが、洋服のシルエット(形)は、
全く同じではありません。
服を買うときは、どこが違うのかを見極めて、選べるといいですよね。
何が必要か、何が要らないかを十分に考え、
あなたにとって、本当に必要な服を選んでくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。