これができれば大丈夫!知って得する和室のマナー
こんにちは。イメージコンサルタント・片瀬慶子です。
先日、友人の家に遊びに行って来ました。
最近の家は洋室&フローリングがほとんどですが、まだまだ客間は和室、
という家も多いです。
今日は訪問先で和室に通されたら、という基本を書いていきます。
旅館に泊まりに行く場合にも使えるので、読んでみてくださいね。
まず、和室では、床の間の前が上座になります。
もし床の間の前の席を勧められたら、そこに座ります。
席を勧められない場合には、入り口付近で正座して待ちましょう。
そして、和室でのあいさつは、必ず座ってからします。
なぜかというと、立ってあいさつをすると、相手を見下すことになるから。
お相手も、あなたのお顔を見上げることになりますよね。
そしてあいさつした後、手土産などがあれば座って渡し、勧められたら座布団に座ります。
このとき注意したいのは、座布団を踏まない、座布団の上であいさつをしないこと。
座布団の横か下にいったん座り、にじりあがるのがマナーです。
座布団だけでなく、和室で踏んではいけないものがあります。
それは敷居。
敷居は家の象徴です。もともと畳の縁には家紋が刺繍してあったと言われています。
大事な家紋を踏みつける訳にはいきませんよね?
注意してくださいね。
床の間がない和室では、入り口から遠いところが上座になります。
間違いやすいのが、床の間が入り口のそばにある場合。
これは「下座床」と言い、入り口から遠いところも上座、床の間の前も上座というふうに、
上下関係がないようにつくられた部屋なのです。
とはいっても、この場合は入り口から遠くて、床の間がよく見えるところが上座と考えて
大丈夫です。
本来、床の間は神様の寝床です。
私たちのご先祖様を祭った名残の場所です。
たまに旅館などで、床の間に荷物を置かれて困る、という話を聞きます。
床の間は神聖な場所なので、荷物などは置かないようにしましょうね。
今日は和室でのマナーについて、簡単ですが書いてみました。
読んだからOK、にするのではなく、実行してくださいね!
マナーは身に着ければ必ず自分のものになりますよ。
いつもあなたを応援しております☆