社会人が知っておきたい、傘のマナー

マナー・しぐさ

 

こんばんは。

イメージコンサルタント・片瀬慶子です。

 

昨日、東海地方は平年より4日早く梅雨入りしました。

 

雨、嫌じゃないですか?

湿気で髪はまとまらないですし、持っているバッグや着ているお洋服も濡れてしまいますよね・・・

挙句の果てに、歩いているだけなのに猛スピードで走ってくる車に水をかけられたりして。。

私だけでしょうか。。

 

 

さて、今日は、覚えておきたい傘のマナーについてです。

 

傘は自分が雨に濡れないために使うものですが、周囲に気を配って傘を使う「傘マナー」を心がけることで、周囲の好感度がググッとアップします

反対に、何も考えずに使用してしまうと、周りから白い目で見られることも…

 

 

傘のマナーその1

人とすれ違うとき
私は傘をさして道を歩くとき、「傘かしげ」を心がけています。

 

傘をさした人同士が狭い道ですれ違う際、相手がぬれないよう自分の傘を反対側に傾けるという、江戸時代に生まれた粋なマナー「江戸しぐさ」の一種です。

すれ違うとき、傘をかしげながらお互い軽く会釈しあえたら素敵ですね

 

 

傘のマナーその2

傘を持つとき
傘を横にして持ち、無意識に振って歩く方がいます。

 

子どもだけでなく、階段やエスカレーターでは大人でも目の高さにきてヒヤッとします。

背後も気にしてくださいね。

お店では、袋に入れるなどして、商品がぬれないようにしましょう。

 

 

傘のマナーその3

さすときしまうとき
傘をさすときは周囲に傘があたらないようにして開くようにしましょう。

また、先端がぶつからないよう、人のいない方向へ先端を向け、斜め下向きに傘を開くようにしましょう。

下向きに傘を開くことで、傘の滴が周囲に飛び散り、人にかかってしまうのを防ぐことができます。

 

 

訪問先での濡れた傘は、どうすればいいのでしょうか?

 

まずはビルの入り口です。傘を横に向けて閉じる人がいますが、傘先が人に向いて危険です。

こんなときは頭の上で少し傘をすぼめ、下に向けて閉じると安全です。

入り口に傘置き場や傘袋があったら、遠慮せずに使いましょうね。

 

さし終えたら雫を落とす方も多いと思いますが、閉じた傘をクルクルと回して雫を落とすと雫が飛び散り、周囲の方にかかってしまい、迷惑です。

 

雫を落とすときは、ハンドルより下を少し押さえ、地面に向けて優しくトントンと揺らすときれいに落ち、しかも上品。

 

そしてベルトでとめます。歩くときは下向きに持つのが良いです。

 

 

受付で、傘置き場について尋ねてみるのもいいでしょう。

預かってもらえたり、「そのままお持ちください」と言われたりと、対応は様々ですが、「ありがとうございます」と明るい笑顔で従います。

 

 

ジメジメしてなんとなく気分が乗らないことも多いかと思いますが、そんなときこそ思いやりを持って過ごしていきたいですよね。

雨の日には気遣いの差が特にはっきり表れるような気がします。

 

知識をインプットするだけでなく、ぜひやってみてくださいね。

 

 

いつもあなたのことを応援しております☆

 

 

 

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