こんにちは。
イメージコンサルタント・片瀬慶子です。
今日はマナーのお話です。
と言っても、フランスに行って、伝統的で本格的なフランス料理を食べる方だけ読んでくださいね。
日本では決してマネしないように!
で、カトラリー(ナイフやフォーク)を外側から使うということを知ってると思うので、要点だけ書きますね。
それは、ナプキンとテーブルクロスです。
日本ではナプキンは折りたたんで、輪を自分の方に置くのが正式マナーです。
私は、ナプキンを折りたたんだ内側の端の方で口を拭きます。
そうすると外側はきれいに見えますし、拭いた後の布で、洋服が汚れることもなさそうですよね?
で、このナプキンですが、フランスの格式あるレストランでは、口を拭くときにナプキンではなく、床につきそうなくらい長ーいテーブルクロスを使って口を拭くのが本来のマナー、だということです。
大事なのでもう一度書きますね。
ナプキンではなく、長ーいテーブルクロスで口を拭くのが、本来のマナーです。
知ってましたかー?
私、初めて知りました!
昔のフランス貴族たちは、こんな風にして食事してたんですね。
このときの注意点ですが、あくまでも、テーブルクロスが床に届きそうなくらい長ーいものだったら、というときにのみ通用する、ということです。
ということは、テーブルクロスが短い場合は、やはり腿の上にあるナプキンを使うのがマナーなのですね。
添乗員さんが、本格的フランス料理のお店でテーブルクロスで口元を拭いたら、
シェフから「本来のマナーを知ってる」「ありがとう」という意味を込めて、
シャンパンを着馳走になった、というお話を聞きました。
フランス料理のマナーって、難しいですよね・・・
実はこの、ややこしいマナーがなぜできたのか?というと。
フランス料理のまずさ、素材の悪さを隠すため、と言われています。
イタリア料理は、料理の素材(野菜や魚介類、お肉)が新鮮なんです。
それと打って変わって、古い素材のものを使っていたのがフランス料理です。
(今は大丈夫です)
その素材のまずさを隠すため、誤魔化すために、難しいフランス料理のマナーができたのです。
マナー難しい・・・
と思っていると、お料理に集中できないですよね?
それを利用したのですね。(悪く言うと)
ということで このテーブルクロスのマナーは、フランスに行って、長ーいテーブルクロスのお店に行ったときだけ、守ってくださいね。
いつもあなたのことを応援しております☆