清色と濁色の見分け方を知ると、「なんとなくの不安」が消えていく
「清色?濁色?そんなの覚えなくても生きていけるでしょ」
――私もずっと、そう思っていました。
おしゃれは流行を追えば大丈夫。感覚で選べば大丈夫。
そう信じて、たくさんの服やコスメを買ってきました。
でも気づけば、鏡を見るたびに湧き上がる違和感。
「似合うと思ったのに、なんかしっくりこない」
「老けて見える?顔色が悪い?」
その原因は、清色と濁色の違いを知らなかったからでした。(中高では習わなかったので、当たり前ですよね…)
この記事では 清色(せいしょく)と濁色(だくしょく)の違いを、直感派さんにも理論派さんにもやさしく分かるように 解説していきます。
そして最後には、
「色の見分けがどうしても苦手…」
「自己診断に挑戦してみたけど、もう限界かも…」
そんなあなたを救ってくれる、ぴったりの方法もご紹介します。
パーソナルカラー 清色と濁色の見分け方のコツ
パーソナルカラーの清色と濁色の見分け方にはコツがあります。プロでも勉強不足だと難しいんですよ。
ただ、実は清濁の違いは、色の成り立ちを知るだけでぐっと理解しやすくなります ^ ^
少しずつで大丈夫。あなたのペースで、色の成り立ちを知っていきましょう。
清色と濁色のセルフパーソナルカラー診断のやり方はこちらに書きました。
清色とは
詳しく清色と濁色の見分け方をお伝えしますね。
まず、理論派の方へ。
清色とは、「澄んだ」「クリアな」色のこと。
もう少し具体的に言うと、純色(赤・青・黄など)に 白だけ または 黒だけ を混ぜた色が「清色」です。(白と黒は、色の世界でも究極に澄んだ、混じりけのない色です)
たとえば、「純色」の赤に白を足すと、ピンクになります。
赤+白 ⇒ ピンク(明るい清色)
次に、この「純色」の赤に黒を足すと、ワインレッドのような色になります。
赤+黒 ⇒ ワインレッド(暗い清色)
ピンクもワインレッドも、どちらも色に濁りがなく、はっきりとした印象がありますよね。
このように、「純色」に白 もしくは黒の、どちらか一方を足した場合は、澄んだ色である「清色」となります。
濁色とは
一方、濁色とは、名前の通り「濁った」「少しスモーキーな」色。
純色に グレー(=白+黒)を混ぜた色 が、濁色になります。
そしてグレーには、明るいグレーも暗いグレーもあります。
まず、赤の「純色」に明るいグレーを足してみましょう。
明るいグレーを足すと、右側のような 少しくすんだピンクになります。
次に、赤の「純色」に暗いグレーを足してみましょう。
「純色」の赤に、暗いグレーを足すと、右側のような 落ち着いた赤茶系になります。
グレーを足すと、どちらも濁ったように色が変化したと思うでしょう。
このように、「純色」にグレーを足した色は、濁った色「濁色」となります。
グレーは黒と白でできてます。
なので、グレーは黒+白の二色の特徴を併せ持っているのですね。
グレーは白と黒の組み合わせであり、濁色は色の複雑さを表しています。
見分けるコツ①:色の「混ぜもの」に注目!
清色と濁色を見分ける最大のポイントは、「純色に何が混ざっているか?」です。
と覚えるとシンプルです!
純色+白・・・清色
純色+黒・・・清色
純色+グレー・・・濁色
となります。
清色と濁色の見分け方の補足
念のため、こちらの視点からも補足します。下の図を見てください ^ ^
一番左端の v は純色です。
vも、bも、dpも、その他のものも、『色相環』と呼ばれてます。
上の方の、赤で囲った部分が、純色に白だけを混ぜた清色です。
で、緑で囲った部分が、純色に黒だけを混ぜた清色、となるんですね。
図を見ると、赤で囲った部分は、右に行くほど、白 に近い色になっていき、緑で囲った部分は、右に行くほど、黒 に近い色になってます。
それらの色が 清色 です。
そして、濁色が、囲まれていない部分となります。(一番左の V(純色) は除きます)
濁色は、純色にグレーを混ぜた色なので、右に行けば行くほどグレーに近い色になってます。
見分けるコツ②:感覚で覚えるなら
「理論はちょっと苦手…」という方は、感覚でOK!
清色・・・「パキっとした色、クリアな色、澄んだ色」
濁色・・・「くすみ系・ソフトな色・スモーキー」
街でよく見る「くすみブルー」や「くすみピンク」は、まさに濁色の代表格ですね。
左側は清色のグループ、右側は濁色のグループですよ。
なので、
清色・・・クッキリした色、
濁色・・・一枚ヴェールがかかったような色、くすんだ色、
と覚えておきましょう。
言葉にすれば簡単。でも実際は、自分の目で見分けるのが意外と難しいんです。
ネットで調べても、「なんとなく分かるけど自信が持てない…」ってなりませんか?
練習するには?身近なものでOK!
「実際に見分けてみたい!」という方は、まずはおうちにあるアイテムで大丈夫です。
・お洋服
・雑誌の切り抜き
・メイク道具(リップやチークなど)
これらを見ながら、「これは清色?濁色?」と考えてみてください。慣れてくると、自然と見分けがつくようになりますよ♪
焦らず、慎重に、少しずつでOK! です。
ここが分かるようになると…
・コスメ選びで失敗しない
・お洋服で老けたり、ダサく見えない
など、おしゃれの精度がぐんと上がるようになれますよ。
でもやっぱり…ひとりだと難しい!
ここまで読んで、「なるほど〜!」と思った方も多いはず。
でも、「実際に判断するのはちょっと不安」「自分ではやっぱり分からない…」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身も、自分ひとりでやってみても、何が正解なのかまったく分かりませんでした。
「センスなんて、特にないし」
「自分には、特別な才能なんてない」
「それに、自信なんて持ったことない」
――どこにでもいるただの人でした。
それでも「おしゃれになりたい」「変わりたい」って気持ちはずっとあって。だから頑張って服を選んでみたり、流行をチェックしてみたり。でも…。
「似合う色だと思って買った服なのに、なんだか顔色が悪く見える」
そんなことばかりで、鏡を見るたびに心底がっかりしてました。
色の勉強も、正直、あまり乗り気になれなかった。
「清色?濁色?また新しい言葉を覚えるの?」って思うと、気が重くて…。
難しそうって感じた時点で、無意識に避けてしまっていた自分がいました。
「まあ、そのうち何となく見分けられるようになるかも」
そんなふうに軽く考えていたけど、現実はそんなに甘くなくて。
時間ばかりが過ぎて、いつまでもなんとなくのまま。服選びもメイクも、ずっと手探り状態でした。
気づけば、「自分には本当に何もない」って、また落ち込んで。
でも、そこでふと、こう思ったんです。
「じゃあもう、人に訊くしかないじゃん」って。
パーソナルカラーをプロに見てもらった瞬間、世界が変わった
ようやく一歩踏み出して、パーソナルカラー診断を受けました。
そこで初めて、自分の顔色が引き立つ“運命の色”に出会えたんですね。
布を一枚変えるだけで、くすんでいた肌が滑らかに見え、顔色も表情もまるで別人のように変わったんです。
同じ青なのに――清色だと顔がキツく見え、濁色は柔らかく落ち着いて見える。
「なんか冴えない」と感じていた理由が、スッと氷解していくのを感じました。
その瞬間に思いました。
「もっと早く知っていれば、あんなにムダに買わずに済んだのに…」って。
そう何度も思いました。安くない服やコスメを買い続けていたあの頃の自分に、そっと教えてあげたいくらいです。
自信がないときほど、誰かの力を借りるって、すごく勇気がいりますよね。
外見が変わると、心が前を向く。
似合う色を身につけると、「あれ、私って意外と素敵じゃん」って思える日が増える。
SNSにふと載せた自撮りに「雰囲気変わったね!」「素敵になった!」って言われたりすると、照れくさいけど、やっぱりうれしい。
“今の私、ちょっと好きかも”って思える、その感覚が嬉しいんですよね。
清色と濁色の見分け方を知ると、未来がもっと軽やかになる
清濁の違いが分かるようになると――
・顔色が自然に明るくなり、印象がアップする
・コスメ選びで失敗しなくなる
・洋服で老け見えしない
・鏡を見るたびに「私、悪くないかも」って思える
清濁の違いが腑に落ちると、おしゃれは努力じゃなくて“楽しい”に変わりますよ♪
「私には関係ない」って思っていたのに
最初は「清色・濁色なんて知らなくても平気」と思っていた私。
でも今は――クローゼットも、メイクポーチも、全部が“私らしい色”で揃ってます。
つまり、本当に欲しかったのは――
服でもコスメでもなくて、「私に似合う色を自分で選べる安心感」だったんです。
もし今のあなたが、昔の私みたいに「自信がない」「選ぶのが不安」と思っているのなら。
それは、実はもう“始まりのサイン”なのかもしれませんね。
まとめ:気づいたら欲しかったのは「似合う色」
清色と濁色の違いを知ることは、ただのおしゃれの知識ではありません。
ご自分の魅力をじわじわ開花させ、心が軽くなる、確実でシンプルなきっかけです。
「今のままでもいいけど、ちょっと気になる」
今、そんな風に心の奥が少し動いているかもしれません。
気づいたら気になっていた――。
その感覚のまま、こちらへ一歩踏み出してみませんか?
あなたの美しさは、ちゃんと眠っています。
小さな気持ちが、未来を変える第一歩。
そしてそれは、必ず“運命を変えるきっかけ”になります。
くれぐれも、過去の私のように、洋服やコスメで自信を失い、散財しないようにしてくださいね。
もっとハッピーに、もっと自分らしく――
あなたがそうなれる未来を、私は心から信じています。
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無料で吾郎さんに会いたい!とオーダーしたら、予約していたホテルでのイベントが突然決まりました♪
未来は自分で創っていけますね ^ ^
香ばしくておいしかったお土産。